例によってスペックと○△×で表にしました。
HDDの代わりにSSD搭載可能なものもあり、薄くて軽くてバッテリの持ちもいいという製品が盛り沢山です。
小さいもの好きには垂涎の品々・・・ただし、やっぱり価格は高め。
※SSDはこちらでも書きましたがsolid state diskの略で、所謂メモリと呼ばれるもの、例えばデジカメなどに入れるSDカードを想像するとわかりやすいです。
当然HDDと違ってヘッドを動かすための電力が必要ありませんし、物理的にも小さく軽くなります。
なお、lenovo ThinkPad X61シリーズ
興味があったらメーカのページ(上のリンクから飛べます)で確認してみてください。
lenovoの排熱機構はけっこう良い感じです。
■全機種に言える点
・ビジネス使用を想定されているらしく、店頭モデルではOSがVista Businessのものが多いです。
・東芝を除いてですが、店頭モデルにSSD搭載や光学ドライブ搭載等々のバリエーションが少なく、店頭モデルだと「より軽く」や「よりバッテリの持ちをよく」などの選択肢が少ないです。
■比較表
| メーカ | 富士通 | Sony | NEC | ||
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
| 型番 | FMV-BIBLO LOOX R 70"Y"(P) | CF-R7"C"●●●●P → Edition | RX1 ●●"E" | vaio typeT VGN-TZ "72"●● "92"●● | LaVie G タイプJ GL"12E"● |
| 画面 | 12.1型 | 10.2型 | 12.1型 | 11.1型 | 12.1型 |
| CPU | Core2Duo 低電圧SL7100 (1.2GHz) | Core2Duo 超低電圧Uxxxx (1.2GHz 〜 1.33GHz) | Core2Duo 超低電圧U7600 (1.2GHz) | Core2Duo 超低電圧Uxxxx Celeron (933MHz 〜 1.33GHz) | Core2Duo 超低電圧U7600 (1.2GHz) |
| メモリ | 1GB〜4GB | 1GB〜2GB | 2GB | 1GB〜2GB | 1GB〜3GB |
| HDD SSD | 80GB 〜 200GB (HDD) | 80GB 〜 250GB (HDD) | 64GB 〜 120GB (SSD/HDD) | 64GB 〜 120GB (SSD/HDD) | 80GB 〜 160GB (HDD) |
| OS | Vista Business Home Premium | Vista Business XP Pro | Vista Business | Vista Business Home Premium Home Basic | Vista Ultimate Vista Business Home Premium |
| 質量 | 1.18〜1.27kg | 940〜950g | 863g〜1,099g | 970g〜1.4kg | 1150g〜1164g |
| サイズ (mm) | (幅)274〜280 (奥行)207 (高さ)27.3 〜37.4 | (幅)229 (奥行)187 (高さ)29.4 〜42.5 | (幅)283 (奥行)215.8 (高さ)19.5 〜25.5 | (幅)277 (奥行)198.4 (高さ)22.5 | (幅)292 (奥行)214 (高さ)29.8 |
| キー ピッチ | 18mm | 17mm | 19mm | 17mm | 17.55mm |
| 最大 駆動 | 11.7時間 | 7.5時間 | 11.5時間 | 18時間 | 8.6時間 |
| 無線 LAN | a/b/g | a/b/g | a/b/g/n | a/b/g/n | a/b/g(/n) |
| 光学 drive | 搭載可能 | なし | 搭載可能 | 搭載可能 | 全搭載 |
| 指紋 認証 | 搭載可能 | なし | 搭載可能 | 搭載可能 | 搭載可能 |
| Blue tooth | 搭載 | なし | 搭載 | 搭載 | 搭載可能 |
| Felica | なし | なし | なし | 搭載 | 搭載可能 |
| 直販 価格 | 209,800円〜 | 228,950円〜 | 277,600円〜 | 164,800円〜 259,800円〜 | 176,123円〜 |
■画像処理などメモリ重視なら富士通
| ○ | ・メモリ4GBモデルあり ・価格の割にまとまったスペック・キーピッチも大きめ、バッテリの持ちも長め ・OSにHomeエディションも選べる |
| △ | ・Homeエディションが選べるならTVチューナも搭載可能にすればよかったかも |
| × | ・PCカードスロットが光学ドライブの上にある=PCカードでの無線LANなどでアンテナ等々が出っ張った場合、ディスクの出し入れが非常に困難になると思われます。 |
| 寸評 | 面白いのは店頭モデルには大容量バッテリが標準でついてくる点。標準バッテリという名前なのにオプションなのが変わっています。 軽さや薄さなどで多少インパクトに欠けるようにも感じますが、価格やスペックなど総合的には悪くありません。 画面の大きさも12.1なら最近のデジカメ画像もそれほどストレス無く扱える大きさで、メモリが4GBまで乗せられます(32bitだと4GB全部は認識しませんが)ので、写真の整理などをするときなどは重宝すると思われます。 |
■シンプルさを追求するなら
| ○ | ・OSにXPを選べる ・ホイールパッド搭載(タッチパッドの縁周りが円状になっており、それをなぞることでスクロールが可能) ・ウォータースルー構造と防水キーボードを採用(コーヒーフォーマットの記事参照) ・アダプタが小さくて軽い(手のひらサイズ)。 |
| △ | ・光学ドライブが搭載できないモデルなのにリカバリはDVDで配布。外付けドライブを別途用意する必要がある。 ・排気口が底面のみなので熱の排出にやや不安が残る。ハイブリッドクーリングシステム(熱排気のファンの動作を制御する)が、埃などで逆効果にならないかが多少心配。 |
| × | ・標準バッテリの駆動時間とすれば平均的だが、正規オプションに大容量バッテリがない。 |
| 寸評 | XP搭載が可能な唯一のモデル。Vista対応していないアプリケーションを使う人はこれしか選択肢がありません。 プリインストールソフトも少ないので、購入後にいらないソフトをアンインストールする手間が省けます(ソフトがたくさん入っている方がいい人にはデメリットですが)。やや画面が小さいものの、シンプルさとホイールパッドのようなインターフェイスは魅力。ドライブ搭載の方がよければ12.1型ですが |
■高性能と薄さ・軽さとを両方取れる
| ○ | ・薄い・軽い・キーピッチは中型ノート並みに大きい。HDDと光学ドライブを両方搭載しても1,094gは驚異的。 ・ウォーターブロック構造キーボードを採用(コーヒーフォーマットの記事参照) ・無線LANのアンテナがダイバーシティ方式(2つあって、感度の良い方へ自動切り替え) ・2GBの標準メモリやIEEE802.11n ドラフト2.0対応など、かなりスペックは高い |
| △ | ・OSがVista Bussinessだけ。XPが選べたらより一層よかった。 |
| × | ・とにかく高い。いくら高性能でも、Office搭載モデルで30万超えはちょっと手が出にくい。 |
| 寸評 | ※3月17日に128GBのSSD搭載モデルが出ました!(こちらに個別記事を書きましたとにかく今選べる小さいノートの中では技術的に随一のできばえ(だと個人的には思います)。 東芝はHDDやSSDも自社で造っているだけあってノートPCへのSSD搭載には早くから取り組んでいますが、マグネシウム合金や薄さ7mmの超薄型光学ドライブもさることながら、12.1型ワイドと画面サイズが大きいのに1kg前後でしかもキーピッチを19mm取っているようなノートは見たことがありません。 ただし高額で中古や型落ちでも24万は下らないという、買い手を選ぶノートかもしれません。 |
■ニーズに合わせた七変化が魅力のSony
| ○ | ・OSからHDD/SSD・TVチューナ・バッテリなどに至るまでカスタマイズでの選択肢が非常に多く、機能的にも価格的にも多様なニーズに応えられる。 ・アダプタが小さい。 ・今回の比較の中では唯一TV視聴可能で、プライベート用途にも向く。 ・側面の排気口が比較的大きく取られている。 |
| △ | ・ワイヤレスWANが搭載できるが、docomoユーザに限られる。 ・軽量バッテリの持ちがやや短い(3.5時間) |
| × | ・USBコネクタの位置がやや不満。左利きだったらかなり邪魔になる位置だと思います。 |
| 寸評 | 2GBメモリを積んでも薄くて小さいノートが17万弱というのは驚き。とにかくカスタマイズ箇所が多く、ほとんど何でも搭載できるためビジネス用途にもプライベート用途にも何にでも対応できるというところが魅力。スペックはもちろん、消費電力にしても熱排気に関してもあまり欠点が見つかりませんでした。 天板のデザインも色のみならず模様まで選べ、見た目重視の人にも十分応えられるできばえ。 コストパフォーマンスや「自分にあったノートがない」という人は一見の価値あり。 |
■基本性能・無線機能・セキュリティ重視ならNEC
| ○ | ・唯一OSにUltimateを選択可能。 ・ハードディスクセーバー(衝撃があった時にHDDのヘッドを待避させてデータを保護する)が搭載できる。 ・32bitOSでほぼ最大、3GBのメモリを搭載できる。 ・ターボメモリ1GB(ディスクキャッシュ用の増設チップ:boot ready対応)が搭載できる。 ・擦り傷を回復しやすくする「スクラッチリペア加工」もある。 ・ワイヤレスUSB対応・アダプタが小さい。 ・コネクタ類が邪魔にならない位置にある。 |
| △ | ・廉価機種GL12EDNと、上位機種のGL12EAN/BNとのスペック差が大きいように思う。 ・スペシャルデザインが微妙。スペシャルだが、かなり好みが分かれると思う。スクラッチリペアと同時選択はできません。 ・ワイヤレスWANが搭載できるが、docomoユーザに限られる。 |
| × | ・大容量バッテリをつけても9時間保たないのは残念。 |
| 寸評 | 13%OFFのモバイルフェアを開催中。特設ページ カスタマイズも可能ですが、上位機種と廉価機種との選択肢の幅がだいぶちがっていて、上位機種ではほぼ何でも入りで最強マシンが構成できるのに対し、廉価機種ではメモリも最大で1.5GBと中途半端。 13%OFFのクーポン使用で上位機種が30万を切るため、できれば上位機種を選びたいところ。 他のメーカよりも厚みがあるように思えるかもしれませんが、全体が同じ高さなのでかなり薄い部類に入ります。 OSも唯一Ultimateが選べ、HDDのセキュリティや指紋認証なども搭載できるため、公私問わずセキュリティ重視なら視野に入るでしょう。 |
■まとめ
sonyは見た目だけかと思っていましたがそうじゃない。
欲を言えばOSにXPがあれば尚良かったようにも思いますが、それでもかなり好みに合わせたカスタマイズが可能で正直驚きです。
東芝狙いでもsonyを視野に入れるといいと思います。
他メーカよりも遅く発売したNECはほぼ何でも入りで、価格が同じようなスペックで多少東芝やsonyより安くなるため、悩みどころ。
富士通とパナは共に非常にスタンダードな感じですので、買ってそのまま使うという人はこちらの方がいいかもしれません。
パナのホイールパッドっていうのはちょっと試してみたいです。
なお、ワイヤレスWANはlenovo ThinkPad X61シリーズ
sonyとNECはdocomoだけなので、auユーザはlenovoという選択になってしまいます・・・
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