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2007年10月21日

本日の漢詩〜英文・現代語訳〜耿[水韋]〜秋風のうた(曲)

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漢字がなかったので[水韋]で一つの字です。水はさんずい。
今回は耿[水韋](こう・い)の「秋日」です。

冒頭「返照入閭巷」に近い写真があったので追加してみました。
shadow.JPG秋になると太陽の位置が鋭角になってきますので、
夕暮れ時は影が長〜く感じます。
昨日の写真。自分の影。
例によってV705(過去記事)の広角レンズで撮影。
足長く見える。
こんな秋の夕陽さす風景が今回の漢詩。


以下縦書き

秋古憂返
風道来照
動少誰入
禾人共閭
黍行語巷

返照入閭巷
→返照(へんしょう) 閭巷(りょこう)に入(い)る:読み下し
→夕陽の照り返しが路地に差し込む:現代語訳
→The beam of the setting sun comes to an alleyway.:英訳(?)

どうもビートルズの「Here Comes the Sun」を思い出しますが、
こちらはあんな明るい調子じゃありません。

「閭」は村の門、「巷」は路地を指しています。
二文字合わせて「村里」を指すことが多いそうですが、
照り返しの光が入ってくるということなので路地の方が適当。

光を表す単語として蘇舜欽(過去記事)ではrayを使いました。

字引を引くと類義語を少し解説してあります。

light:「光」を意味する最も普通の語。
・・・light and shade
ray :光源から放射状に出る光のうちの一条。
・・・a ray of light through a slit in the curtain
beam :rayが束になった光。
・・・the beam of light from a lighthouse

だそうです。ここでは冬に近づいて角度が付いた(斜めな)光が路地を照らしているイメージなので、一応beamを使ってみました。
オックスフォード英英辞典だとどう書いてあるのか興味がありますが・・・(持ってませんゴメンナサイ)。

「路地」にはalleywayを使いましたが、英語版ハリポタでは馴染みがあるかも知れない、alleyと同じような意味の単語です。
ハリポタではDiagon Alley(ダイアゴン横町)として登場するalleyですが、
今年映画になった5巻では冒頭部、ハリーとダドリーがDementorに襲われるところなどでalleywayが出てきます。
'I mean there were two Dementors down that alleyway and they went for me and my cousin!'
Harry Potter and the Order of the Phoenix (UK) p.160より


憂来誰共語
→憂い来たりて 誰か共に語らん:読み下し
→憂いがこみ上げてくるが、それを語りかける友も自分にはいない:現代語訳
→Sadness sweeps over me, but is there someone who would hear me?:英訳

現代語訳は反語を直接訳してしまいましたが、「誰か語る相手はいるだろうか、いやいない」です。蛇足です。

李白(過去記事)でもさらっと使っちゃいましたが、「憂い」にあたる語が難しいです。

例えば「将来を憂う」の場合ですと「不安だ」という意味に近いのでanxiousとかanxietyとかがいいと思います。
この漢詩の場合は「悲しみ」「喪失感」に近いように思いますので、sorrowにしました。

例によって字引に頼ると、
sorrow :大事な人や物を失ったり重大な罪・過失を犯したことに対する深い心の苦しみを表す最も一般的な語。
grief :比較的短く激しいsorrow
・・・grief over one's father's death:父の死に対する悲嘆
sadness:軽い憂鬱から深い悲嘆までを指す意味の広い語
・・・sadness about one's gloomy future:暗い将来に対する悲哀
woe :慰めようのない深い悲しみ・苦しみを表す文語

ということなので、詩だったら最後のwoeを使ってもいいのかなと思いました。

それと、sweepはよく深夜の通販番組でやってる「スウィーパー」のスウィープです。
「(箒などで)掃く」(自動詞・他動詞どちらもある)です。
ところで、自動詞の方には前置詞を伴って「〜を襲う」のような意味がありますので、「悲しみに襲われる」ような表現にしてみました。

元ネタはというと、Harry Potter and the Half-Blood Prince (UK) p.600の
And then, without warning, it swept over him, the dreadful truth, more completely and undeniably than it had untilnow.

6巻のネタバレになってしまうのでこれくらいでやめておきます。


最後は二句いっぺんにいきます。
古道少人行
 秋風動禾黍
→古道 人の行くこと少(まれ)に 秋風 禾黍(かしょ)を動かす:読み下し
→鄙びた街道には行く人もなく ただ秋風が禾黍を揺らしているだけである:現代語訳
→Empty the street is, only the ears rustle in the autumn breeze.:英訳(いいのかこれで)

禾黍は現代語でも使うので読めると思うんですが、一応蛇足で付け加えておくと禾は稲、黍は「きび」です。
一般的に秋に実った穀物の穂を指す言葉なので、意外と知名度はあると思います。

寒々としたというか、ものさびしい風景描写です。
例によって漢詩一日一首をネタにしていますが、この本では松尾芭蕉の句を引き合いに出しています。

この道や行く人なしに秋の暮

う〜ん。いい。

英語の方ですが、rustleは「そよぐ」とか「(風で)サラサラ音を立てる」という動詞です。
breezはそよ風の意。
どちらも英語のハリポタではおなじみの単語です。

「少」は漢文だと「まれ」と読ませることが多く、
英語で言えばfew、現代語なら「稀」ですが、
どちらかというと「ほとんどいない」「ほぼ皆無」「いない」という限りなく少ない意味で使います。

ですので、一応英語ではemptyを使ってしまいましたが、
たま〜〜〜〜にはいるかもという意味ならfew peopleでもいいかなぁ。

laikas.JPGココ(過去記事)で書いたとおり、自分はフォルクローレがすきなんですが、
ロス・ライカス(Los Laikas:魔法使い達)というグループの「ESPIGAS EN EL VIENTO(風にそよぐ穂)」という曲、好きなんだなぁ。
右がその曲入ってるアルバム「LOS LAIKAS & MARILI MACHADO」。
延びの良い高音ケーナで秋の風に波打つ穂が目に見えるよう。
メロディラインもさわやかで少し物寂しさを含んでいて○。

毎度のことですが、自分が好きな物って全然売れないのか、もう殆どと手に入らない物ばっかりで・・・
このアルバムはもうどこにも売ってないっす。中古さえない・・・
アンデスを越えて」に一応この曲が入っていますが、やったらめったら高い。

かろうじて違うベスト盤がJBOOKで試聴可能。
でも、この曲入ってないし・・・
このアルバムの中だったら「村の踊り」が好きでしたが・・・
一般ウケするのは「サンフランシスコへの道」かな。西部劇っぽくて。

ヤフオクで探すしかないけど、やっぱりロス・ライカス自体が少ないなぁ。


どーしてこうも人気のないものばっかり好きなんだろうなぁ

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