随分失敗を重ねてしまいました。
全然わからないというか、わかる人にはわかるのかもしれないけど、
あり得ないくらい難しい数式ばっかり書いてある本も、実際にあるわけです。
これらの本ですが全くのド素人がゼロから始めるときに、という前提です。
プログラムに必要な数学の本はまた別の機会にします。
Cマガジンのバックナンバーもわかりやすいので、又今度ここを更新します。
→こちらに書きましたので参考にしてください。
荒屋 真二
明解 3次元コンピュータグラフィックス
どのような仕組みでディスプレイに図形を表示するか、という話から始まって
どんな方法で実物っぽく見せるかなんて話まで。
投影方法の種類とか、レンダリングの方法とか、マッピングの種類とかそういう感じです。
要はグラフィックス関連の用語辞典みたいに使えます。
一通り読めば基礎的な用語は覚えられるのでは。
鳥谷 浩志, 千代倉 弘明
3次元CADの基礎と応用
データ構造の種類を紹介してそれぞれサンプルソース(古い)つきで詳しく解説してあります。
実際にプログラミングするときにとても参考になります。
特にクラス設計の際には置いておきたい本です。
David F. Rogers (著), セイコー電子工業電子機器事業部 (翻訳)
実践コンピュータグラフィックス―基礎手続きと応用

これはちょっと高級。というか、難しい。そして入手しにくい。
今は上のリンクのところか、古本屋くらいでしか手に入りそうにないけど、是非持っていたい一冊だと思う。高いけど・・・
古典的な論文から、グラフィックに関するテクニックを詳細に説明・解説している。計算式出てきます。
でも、グラフィックスの技術って70年代にだいたいの部分は確立されちゃってるし、
そういう意味ではこういう教科書的なものを持っていて損はないと思います。
困ったときに辞書代わりになりますし、どうしてそうなるのか、という論理もわかります。
隠線処理や隠面消去みたいな話も詳細に載っています。
参考論文なども巻末に添えてあります。
OpenGL策定委員会 (著), 松田 晃一 (翻訳)
OpenGLプログラミングガイド 原著第5版
OpenGLでプログラミングするなら持っておきたい。
・・・が、高い。どうするか。実は、ヴァージョン1.1でしかも英語でよければ全文ネットで公開されている。
ここの下の方、HTML Formatと書いてあるところ。
それかOpenGL Programing Guideとか、色々なところにある。
最初のサイトはOpenGLの公式サイト内なので、他にも役に立つと思う。
相川 恭寛
OpenGL プログラミング・ガイドブック
C++ソースコードがたくさん載ってる。個人的にはDXF読み込みサンプルソースがあって嬉しかった。
ただし古いので、CD-ROMがついているけどWindowsNT用・・・
上で紹介した本の簡易版みたいな感じかも。
落合 重紀
DXFハンドブック
これ、高いんだよな〜。しかも、下で紹介するけど、新しい版が出た上に安くなってる。
DXFのフォーマットが詳しく載ってる。ちょびっとだけサンプルソースも載ってる。
DXF読み込み時の軸決定の方法とかは参考になると思う。
DXFを読み書きしようと思ったら必須。
落合 重紀
DXFプログラミングガイド

上で紹介したものの新しいやつ。欲しい。
Jim Blinn (著), 三浦 憲二郎 (著), 有我 成城 (著), 西田 友是 (著), 土橋 宜典 (著)
Jim Blinn’s Corner 日本語版 (1) A Trip Down the Graphics Pipeline
なんかの雑誌のコラムを集めた本らしい。
最初の章は「あなたは何通りの方法で円を描けますか」
ちょっとマニアックっぽい。
こういう専門書の部類に入る書籍って高いなぁ・・・
というわけで、おいらは毎度のことですが古本で買ってます。

